銀座 築地 耳鼻咽喉科 アレルギー科 東京都内いびき治療と補聴器処方 慶友銀座クリニック

慶友銀座クリニック

慶友銀座クリニック

東京都中央区築地 1-13-11 高橋ビル2階
03-3542-3387

耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科

慶友銀座クリニック 耳鼻科領域の正しい診察
~医療事故を未然に防ぐ診療を~

鼻や耳の症状は内科と耳鼻科のどちらも??が担当して診察
常識的耳鼻科が担当します

耳鼻科診療に必要な機械はないが、内科医が耳鼻科領域を診察
機械がないと耳鼻科領域は正確な診断と治療できず、医療事故の原因にも。
視力検査のない眼科のようなもの。

連携の専門医療機関に紹介します
耳の病気(外耳炎や中耳炎)は手遅れの場合も!

外耳炎や中耳炎に対して、煩雑に血液検査!する
必要なし


耳鼻科医じゃないけど、耳鼻科領域の患者が欲しい⇒
検査機器はないけど、耳鼻科領域診察する⇒
診察失敗しても、検査結果がなく、評価できず医師は訴訟回避⇒
当院では検査できず、患者様の状態がよくわかりませんでしたが、大丈夫ですか✖


【内科(耳鼻科領域)】

鼻血(鼻出血) 耳垢(耳あか) 耳鳴り 突発性難聴
急性低音障害難聴 めまい (新)コロナ感染 メニエール病
異物(耳・のど) 外耳道真菌 嗅覚障害 外リンパ瘻
寒暖差アレルギー 花粉症(薬) 口腔の性病 後鼻漏EAT

【外科(耳鼻科領域)】

外耳炎 中耳炎 耳介血腫 強い鼻炎
扁桃炎 扁桃周囲膿瘍 強いノドの痛み いびき無呼吸
睡眠時無呼吸 鼻中隔弯曲症 イヤフォン洗浄 花粉症(手術)
顔面神経麻痺 中耳炎

耳鼻咽喉科疾患は、手術を必要時に行わなければならない外科(耳鼻科領域)と、手術を行わない内科(耳鼻科領域)にわけられます。耳鼻科は、感覚器(聴覚・嗅覚・味覚)を扱うので、次の日ではなく、その場で検査し外科的な処置をしないと急激な感覚の消失(特に聴覚:再生機能がない)を起こすことがあります。その場での迅速な対応をするために機材(聴力検査装置・聴力検査室・耳用手術用マイクロスコープ)を耳鼻科は揃えています。世の中で視力検査ができない眼科はないように、耳鼻科も必要な機材は揃えています。耳鼻科の検査機械がなく耳鼻科を行っていれば、視力検査ができない眼科と同じようなものです。さすがにみたことはありません。

●嗅覚障害(臭いがしない)

嗅覚(臭い)の仕組み

最近、香りを用いて心と体を癒すというアロマセラピーが大流行で、臭いで疲れ(疲労)を軽減するというような研究も行われ、医学の分野にも取り入れられてきています。臭い(匂い)がないと食事の楽しみが失われ、腐乱した食物の判別、ガス漏れ等も検知できなくなり、日々の生活に大きな支障ができてしまいます。
鼻の奥の上の方に、天蓋というところがあります。鼻腔内の天井という意味です。そこには、1000万個の嗅細胞が並んであって、種類は400種類あるといわれています。臭いに反応する嗅細胞の組み合わせにより、莫大な種類の臭いを鑑別できます。臭いを嗅細胞が感知した後、天蓋の上の嗅球を通り、脳に伝わり臭いとして感じることになります。鼻づまり等を放置して嗅覚細胞を使わないままでいると、嗅覚そのものが衰えてしまいます。よくバラエティ番組で、目隠しをして、鼻をつまんで、食べるものを当てるというのがあります。ほとんど当たりませんね。感冒で鼻がつまるとよく味がわからいということがあります。嗅覚は味覚と密接に関係し、まず風味がわからなくなります。嗅覚には順応性があります。臭いの感覚が時間とともに減退していきます。変なニオイのところにいっても、この順応性のために、いつの間にか変なニオイを忘れてしまうようになります。昔病院に勤めているとき、香水をばんばんにつけた大女優さんが度々上司のところに来院され、遠く離れたところでも一発で来院がわかりましたが、本人はつけている香水に完璧に順応していると思われます。

嗅覚障害の検査

1)視診にて鼻腔内や嗅神経の末端が分布している嗅粘膜の状態の観察
2)血管に薬剤を注射してそのにおいをどのように感じるかを調べる静脈性嗅覚検査(強い臭いをもつビタミンBを注射します。にんにく注射とほぼ同等のものです。臭いが仕始めた時間と終了した時間を計測します)
3)鼻の通りの検査(鼻腔通気度等)
4)血液検査(体内亜鉛量の精査、アレルゲンの精査、全身疾患の精査)培養検査
5)画像検査(レントゲン、CT、MRI)による鼻腔内、脳内の精査
※当院では交通事故などによる嗅覚障害を後遺症として認定するために必要な検査(T&T オルファクトメーターによる基準嗅力検査)は現在行っておらず、他院への紹介となります。

嗅覚障害の原因と治療

1)臭いの分子が届かない(呼吸性嗅覚障害):鼻中隔弯曲症やアレルギー性鼻炎(花粉症)、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻ポリープ(鼻茸)、喫煙(鼻の粘膜があれてしまう)
【治療】
原疾患の治療(抗生剤や抗アレルギー剤の投与、手術、禁煙)

2)臭いの細胞の障害(嗅粘膜性嗅覚障害):嗅細胞や嗅神経が風邪のウイルスによりやられてしまう。嗅細胞の再生ができなくなる(薬物摂取等により体内の亜鉛やビタミンが減少することが原因)
【治療】
ステロイド剤の点鼻(当院では鼻の通りをよくするお薬を点鼻した後、かるく鼻をかみ、鼻がすっきりしたあと、ステロイド剤を点鼻するように指示しています。ステロイド剤がのどに流れ、粘膜等から吸収されるとホルモン数値が上昇することがあり、ステロイド点鼻の後はうがいをするように指示しています)。
漢方薬(当帰芍薬散等)の内服。
抗アレルギー剤やビタミン剤(ビタミンB12)の内服
亜鉛欠乏の場合は、亜鉛を含む内服薬やサプリの服用(亜鉛と銅との血中の関連性がいわれており、当院では亜鉛も銅も含むマルチミネラルのサプリをお勧めしています。よくどのメーカーのサプリがいいかとの質問がありますが、日本で発売されているしっかりしたメーカーのサプリで、なるべく安価を選んで下さいといっています)

3)中枢性嗅覚障害:脳腫瘍、強く頭をぶつけて臭いのルートが断絶する(嗅細胞→嗅球)、アルツハイマー病の初期症状
【治療】
当院では月曜午前と水曜午前の内科外来が、神経内科の専門医が耳鼻咽喉科と連携して担当しますので画像診断を含め対応します。
4)全身疾患による嗅覚障害:生活習慣病(糖尿病) 甲状腺疾患 抗がん剤 更年期
【治療】
当院での月曜、水曜、木曜の内科外来で、耳鼻咽喉科と連携して対応します。

●鼻血(鼻出血)

鼻出血とは?

鼻をかんだ時に鼻出血はおきやすいのですが、何の前触れもなく突然出ることもあります。子供の場合は、鼻ほじりをしたり、鼻こすりをしたりして、鼻の中を傷つけてしまい、鼻血を出して来院することが多いです。大人では最近は鼻毛をとったりして出血を起こしてしまう患者さんもいます。他には花粉症を含めたアレルギー性鼻炎や鼻副鼻腔炎による炎症性のもの、鼻中隔の弯曲や斜鼻などの構造的なもの、鼻の中の異物によるもの、全身性の血管炎であるウェゲナー肉芽腫症 (Wegener's granulomatosis)による鼻中隔の穿孔や、殴られたとかの外傷性があります。海外では、麻薬の吸引による鼻中隔の穿孔による鼻出血なども報告されています。鼻や副鼻腔、上咽頭の良性や悪性の腫瘍ということもあります。全身性疾患が鼻出血の原因になることがあります。まず多いのは高血圧です。血管がぱんぱんに張っているので、出血はしやすくなります。他には血管が硬くなる動脈硬化や、血管が弱くなり修復しにくくなる糖尿病などの生活習慣病、肝臓や腎臓の病気があります。脳梗塞や心筋梗塞の治療の薬であるワーファリンやバファリンなどは血が止まりにくくなってしまい、鼻出血の原因になり、老人の方は多いので、見逃すことはないように治療していきます。脳梗塞により流れる血液をさらさらにするためにアスピリンやワーファリンなどの血液の抗凝固作用を有する薬剤を服用している方、他には血液自体の病気である血小板の減少や、白血病や血友病、他には遺伝的な血管の病気が原因となることがあります。よく脳出血の症状のひとつでしょうかという質問を患者さんから受けることがありますが、脳からの出血が鼻に出てくることはなく、経験上も一例もありません(脳梗塞等の治療を行っているための抗凝固作用の薬を服用している方は、鼻出血だけでなく脳出血も止まりにくくなります)。耳鼻咽喉科の専門医は、既往歴を含め、出血部位や、出血状態をみて、単純な出血か否かを判断しながら診断していきます。他に私自身の経験として、鼻出血とのことで他の大病院から紹介されたものの、実は食道の静脈瘤からの出血ということがありました。

鼻出血の部位

鼻腔の内部を左右に仕切る壁である鼻中隔の粘膜から、鼻出血が出ることがほとんどです。特に小鼻の内側にある鼻中隔のキーゼルバッハ部位Kiesselbach's areaというところから出血しています。キーゼルバッハ部位の粘膜には、血管網、血管吻合が著しい場所で、血管が網の目のように走っていて、ちょうど傷がつくと出血が起こりやすく、くり返し出血しやすい場所です。この部位は外界に近いことから、鼻ほじりをはじめ、いろいろな刺激を受けやすいために鼻出血の好発部位です。中高年になると、鼻の奥にある下甲介の後端部の血管から大量の出血が起きることがあります。

鼻出血の止め方

☆ファーストステップは、出血している場所をおさえて止める圧迫止血法
1)姿勢は前かがみ(のどに血がまわってしまわないようにするため)
2)口にまわってきた血は飲まないで吐き出す(ゴミ箱か洗面器を抱えながら、その中に吐いて下さい。血を飲むと気持ちが悪くなり、吐き気や嘔気がでます。気管支に入ると、咳が止まらなくなり、肺炎の原因にもなります)
3)両側の小鼻(鼻を膨らませるときに動かすことの出来る軟らかい部分)を親指と人差し指で強くつまみます(15分間)。出血部位が左右わかる場合にはその側だけを指で圧迫します。

鼻出血で出血多量により死んでしまことはありませんかと、よく患者さんから訪ねられます。キーゼルバッハ付近からの単純な出血であれば、自分が思っているほど出血はしていないことが多く、経験上は死に至ったことはありません。しかし、15分つまんでも、血が止まらない。口にどんどん回ってくる。出血している側と反対側からもどんどん血が出てくる場合は、要注意です。中高年以降に多い、下甲介後端付近からの出血の場合があります。動脈性の場合もあり、出血点を確認しにくい、鼻の奥にあり止血しにくいなどの理由で出血量が多くなりがちです。夜間の場合は、上記の止血をして30分以上も止血できなければ、できれば常時耳鼻咽喉科医がいる大病院を受診して下さい。耳鼻咽喉科医でなければ対応できないことがあります。

耳鼻咽喉科で行う止血処置

寝た子を起こすことはないようにします。止まっている場合はソフトに、出血しているときは積極的に行います。
既往歴や薬剤服用歴を含め詳細な問診をします。出血がどんどん出ている場合は、ご家族からお話を聞くことも多いです。病院に来るときはお薬手帳をもってきていただくと、医師はお薬でまず患者さんの状態を把握できるのでありがたいです。
鼻腔内を観察し出血部位の確認します。単純なキーゼルバッハ部位からの出血で現在止血しているのであれば、溶けるとゼリー状になるスポンジ等を鼻に挿入して、鼻出血を起こした鼻の傷をおおいます。 場合によっては薬品による局所処置も行うことがあります。よく鼻を焼いて下さいという患者さんがいます。出血をしている場合は、レーザーや電気凝固でピューピュー出血している血管を焼くことはありますが、止まっている場合は、血管を焼くと、キーゼルバッハ部位は特に血管が豊富なところなので、寝た子を起こしたように出血をしてしまうことも経験上あります。焼く場合は、寝た子を起こさないように、粘膜の状態、血管の状態を見て、慎重に行う必要があります。下甲介後端からの出血の場合は、上咽頭までのガーゼやスポンジの挿入で、止血することが多いです。
出血量が多く、止血しない場合や、大出血を繰り返す場合、全身状態が良くない場合には入院治療となります。安静にしても出血をし、鼻腔全体のガーゼパッキング(ベロックタンポン)でも効果が無い場合は、全身麻酔下に出血する動脈を縛って止める(顎動脈結紮術等)を検討します。

●鼻中隔弯曲症

鼻中隔弯曲症とは?

外見上は鼻は曲がっていなくても鼻の中は、どんな大人も程度の差こそあれ、曲がっています。木がまっすぐに生えていないように、少しは曲がっています。鼻の左右の仕切りを鼻中隔といいます。軟骨と骨で構成されている平面的な壁です。鼻中隔の弯曲はスポーツや転倒で鼻をぶつけて曲がってしまったという外傷性のものもありますが、多くは顔とともに軟骨や骨が成長していく課程で、微妙なずれが生じ、平面的な壁が曲がっていくことが原因です。思春期から目立ち始め、成人の約90%で鼻中隔の弯曲があるともいわれています。弯曲していないのは、曲がっていないように弯曲しているともいえます。大抵の人は日常生活をするうえで、その曲がりは問題ありません。しかし、鼻中隔の曲がりがひどいと、鼻の通りが悪くなり、粘膜に刺激を受けて炎症が起きやすく、鼻血が出やすくなったり、蓄膿症や中耳炎、嗅覚障害などの症状を起こすこともあります。最近ではいびきや睡眠時無呼吸の治療対象としても注目され、鼻中隔の弯曲が強い人が上の歯にインプラントを深く入れすぎると歯性上顎洞炎を起こし、インプラントを最悪抜かねばならないこともあります。鼻中隔の弯曲の手術後にインプラント手術をすることも提案されています。

治療法

鼻の弯曲を治そうとすれば、鼻の入り口から数ミリのところを切開し、弯曲した部分の軟骨を取り除いたり、突出した骨を削り取ったりする手術が必要です。以前は局所麻酔で行われていましたが、今は全身麻酔で行うのが主流です。ただし、これらは普通の鼻中隔弯曲症のケースです。中には、鼻の中の弯曲が鼻の形そのものを変えている重症例もあります。このような外鼻変形を伴う鼻中隔弯曲症では、通常のやり方では弯曲が残ってしまうことがあります。また外鼻の形をよくする形成外科的な手術も、鼻の通りをよくするという機能面はあまり重視されていませんでした。そのため、外鼻と鼻中隔を一体の治療対象として治療するやり方が注目されています。それは左右の鼻の穴の間をわずかに切開することで、鼻をまっすぐにしたり、低い鼻を高くしたり、鼻筋を通したり、わし鼻を整えるなど、鼻が通るという機能面だけでなく審美面の配慮ができる手術(鼻中隔外鼻形成術)です。従来の鼻中隔弯曲症の手術では、鼻の形はまず変わりませんでしたが、鼻中隔外鼻形成術は土台をしっかりさせた上で、上に盛っていくような方法なので、高くどっしりとしたような鼻になります。手術時間は、従来と比べて何倍も時間がかかります。最近では外切開でなく、鼻の中の内切開で傷口を見せることなく行う手術法も発達してきました。このような鼻中隔外鼻形成術は海外(特に欧米)では一般的でしたが、鼻が細くて低いアジア人には適していませんでした。ただし、日本人よりも鼻が細いといわれている韓国では勉強会が盛んに行われていて、日本でも名だたる大学に属する医師もこれらに参加し研鑽するようになってきました。手術も一部の大学病院を先頭にひろまりつつあります。

●外耳炎

外耳道炎⇒日本テレビ「ZIP]でも解説しました。

外耳道炎は、外耳道に溜まっている耳垢や浸出液を、マイクロスコープを使ってきれいに専用用具を使い取り除き、きれいに鼓膜まで見えるようになった状態にして、やっとこさ診断できるという、耳鼻咽喉科医でも結構面倒な病気です。そこに辿り着くまで、毎日耳の中を洗ったりほんと大変なことがあります。最近は、耳鼻科以外の先生が、にきびを治療するような感覚で、耳の中をよく観察せず、抗生物質入りの強い点耳液をただ処方して、耳の中がカビだらけになり、鼓膜まで破れて耳が聞こえなくなったというケースがありました。素早い対応をしたので難を逃れましたが、もし難聴が残ると裁判になり高額の請求がきてもしょうがないケースでした。こういうときは、外耳炎は耳鼻科の専門医に診察させてくださいと切に思うことがあります。治療は、まず耳の中をさわらないようにすること。綿棒で外耳道を傷つける人がとても多いです。耳を洗うことがとても効果的です。対症療法として、痛み止めや、原因菌により抗生物質入りの点耳薬や、抗真菌剤を塗ります。

外耳道炎に必要な診察(これができるのであれば、耳鼻科以外の先生でも安心です。ひとつでも欠けたら、数千万の訴訟の対象になることがあります)
① 耳垢や耳漏を鼓膜がきれいにみれるまで専用鉗子で除去した上で、診察しているか。耳垢が多いので、よくわかりませんが、とりあえずお薬を処方しておきましょう、症状が悪化すれば紹介しましょうは問題外です。手遅れになることが多いです。耳鼻科を診察しますという医師が、耳垢が残ったままで他の医療機関に紹介すると、紹介された医師は怒ります。

② 外耳道の炎症によるものか、カビによるものかみただけである程度判断できるか(最終的には培養)

③ 炎症による難聴に対応できるか(聴力検査装置がないのは問題外です。訴訟回避の為に、わざと聴力検査装置を置いていないところもあります。必ず聴力検査ができるところで診察してもらいましょう。)難聴を起こすと一生回復しないことがあります。

④ 原因菌の精査(培養)。ただし全身検索の為の血液検査(肝機能や腎機能)などは全く必要ない。

●イヤフォン洗浄(管理)

A:イヤフォンの種類と洗浄(あくまでも目安。メーカーのメンテナンス指示に従って下さい)
① カナル型:主流。耳栓のような形のイヤーピース(イヤーチップ)を耳の奥まで入れ込み、遮音性は高い。耳のかなり奥まで達するタイプが流行りだが、外耳道炎はおこりやすい。イヤーピースは取り外しが可能。イヤーピースはシリコン製(耐久性高い、耐水性が高く水洗い可能)と、密閉性が高いスポンジ様素材(ウレタン・低反発素材製等:耐久性が低い、水洗い不可のタイプが多く定期的な交換必要)がある。
② インナーイヤー型(開放型):外耳道に接する部分は取り外しができない。耳に接する部分を除菌シートやウェットティッシュで定期的に軽く拭く。スポンジカバーがあれば定期的に交換。
③ 骨伝導:外耳道に接しないので、メーカー指示のメンテナンスで十分。
④ 耳掛け型:外耳道に接する部分は、イヤーパッド(メーカーの指示に従いメンテナンスして下さい)が入り口部に接する。耳に掛ける部分のイヤーハンガーが擦れて、炎症を起こすことがあり、ハンガー部は除菌シート等で軽く拭く。
⑤ 首掛け型:メーカーの指示に従いメンテナンスしてください。
⑥ ヘッドフォン:耳に接するイヤーパッド部分は、ウェットティッシュ等で定期的に軽く拭く。外耳道炎にはまずならないが、外耳道の入り口部や耳介部の湿疹を起こすことがある。

B:イヤフォンの種類別 外耳炎(外耳道炎)をおこしやすいもの
カナル型(スポンジ様)>カナル型(シリコン製)>インナーイヤー型>耳掛け型>ヘッドフォン>骨伝導・首掛け型

C:イヤフォンで外耳道炎を起こさないために
(1)長時間使わない。定期的にはずす。
(2)人のものは使わない(他人からの感染)
(3)定期的な洗浄(メーカー指定のやり方で)
(4)左右間違えない(感染の伝播)
(5)耳掃除をしてからの装着
(6)自分の外耳道にあったものを使う(外耳道が極端に小さかったり、形状が人と違う場合があり、できれば耳鼻科医に相談)
(7)耳に違和感があれば、耳掛け型⇒ヘッドフォンに変更
(8)耳が痛くなれば、まず休み。続くようなら耳鼻科へ
(9)耳閉感や難聴感があれば、即耳鼻科へ

D:生活上の注意(自宅でのテレワークの観点から)
(1)外耳道炎の原因となる、耳かきや綿棒での外耳道の掃除でなる方はとても多いです。テレワークでは、人目も気にすることがなく、自宅でひたすら耳かきしながら、ながら仕事で炎症を起こす人は多いです。
(2)自宅で仕事をしているはずが、音楽が大好きで、家の中でガンガン音楽を鳴らすわけにはいかず、音が漏れるのをパートナーに見つかるのもおそれ、密閉型(特にカナル型)のイヤフォンで大音量のもとで、ながら仕事をしている人も実はかなりいるようです。音響機器は小さくなるほど金額が高くなる傾向にあります。会議だけなら、ヘッドフォンでもコストパフォーマンス的には十分です。音楽を鳴らしながらの会議では、カナル型もいいかもしれません。

●耳鼻科領域(口腔)の性病「保険診療」

口からの感染ルートによる性病です。近年梅毒が急激に増えています。他にはAIDSや淋菌、クラミジア、単純ヘルペス感染症、ヒト乳頭腫ウィルス(HPV)感染症があります。口腔内で発見されることが多く、早期発見で根絶治療が期待されます。詳しくは

●顔面神経麻痺

顔面神経麻痺は、顔面神経核~表情筋までの経路の障害により、表情筋を動かす信号が入ってこなくなり、表情筋が動かなくなることです。症状は、顔が曲がった状態や、目が閉じにくい、口角が上がらない、水や食事が口からもれるなどです。外科手術やけがの後にマヒが生じる場合は経路の物理的な損傷を考え、ゆっくりと進行していくマヒは聴神経鞘腫などの脳腫瘍や真珠腫性中耳炎などの耳の腫瘍や唾液腺腫瘍を考えます。急激なマヒは、ベル(Bell)麻痺とよばれる特発性で原因不明のものと、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)によるラムゼイ・ハント(Ramsay・Hunt)症候群があります。稀に脳卒中による麻痺もあるので、その場合は救急対応となります。
Ramsay・Hunt症候群は、Bell麻痺と比べて予後が不良であり、自然治癒率は30%(Bell麻痺は70%)です。初期から治療を行っても治癒率はBell麻痺に比べて、Ramsay・Hunt症候群は治癒は劣るとの報告があり、麻痺が残存しやすいです。治療は薬物治療がメインで、数日間は当院処方の内服治療となりますが、経過が思わしくない場合は、当院在籍の医師が勤務している関連病院(慶應義塾関連病院・日本医科大学病院)での入院治療をおすすめしています。入院での点滴治療も当院処方の内服治療も、ほぼ内容は同じですが、入院治療のほうが安静できるということもあり治療成績もいいようです。即入院を希望なさる患者様には、当院が関連病院と連絡をとり、なるべく早くの入院ができるようにしています。
【治療】
ウイルス検査の結果が出るのが1週間程度かかり、感度もよくなく、Bell麻痺はRamsay・Hunt症候群に準じた治療となります。Ramsay・Hunt症候群の治療は、帯状疱疹ウイルス治療になり、抗ウイルス薬の投与になります。また追加して、ステロイドを主に内服で投与しています。他にビタミンB12等を追加投与しています。以上のような内科的治療でも改善しない場合は、当院で診察をしている耳専門のベテラン耳鼻咽喉科専門医が勤務する、慶應義塾関連病院での全身麻酔下での手術(顔面神経減荷術:手術時間約2時間)を検討します。この手術は、耳専門の医師ではないとできない手術で、担当医師と当院との緊密な連携のもとに迅速に対応します。慶友銀座クリニックでは、ベテランの耳鼻咽喉科専門医(部長以上)が毎日在籍していますので、神経麻痺などスピードが必要とされる症例にも迅速に対応できます。治療後、顔面神経麻痺が強く残る場合は、関連病院の慶應義塾大学病院形成外科 顔面神経麻痺専門班にて顔面神経を修復する手術・顔面の表情を整える再建形成術を行っていますので、そちらに紹介します。また手術ではないメークアップによる顔面神経麻痺への対応として、日本医科大学付属病院形成外科・再建外科・美容外科でのリハビリメイクも提案しています。

●耳介血腫

耳介の内部に出血が生じた状態のことです。相撲や柔道などの激しい接触を行う人に多く発生します。耳介血腫をそのまま放置すると、「力士耳」や「柔道耳」と呼ばれる耳介の変形をきたします。アメリカでは「ボクサー耳(boxer’s ear)」と言われます。

耳介は一般に耳たぶと呼ばれます。耳介は軟骨で形成されています。耳介を強い力でぶつけると出血して軟骨上部の皮膚と耳介軟骨の間に血液が溜まります。血液が溜まって腫れた状態を血腫と呼びます。

耳介の前後部に生じることが多く、無処置であると、軟骨組織の瘢痕形成、血液成分の器質化が生じます。慢性炎症へ進展することで、上記の「力士耳」や「柔道耳」と呼ばれる耳介の変形をきたします。

問診により発症した経緯を確認します。耳介の形態変化は特徴的ですので、診断に難渋することはほとんどありません。

耳介血腫が自然に吸収されることはまずありません。治療としては、まず腫脹部位に針を刺して溜まった内容液を吸引します。内容物を排出する際、成分が血液と関連したものであることを確認します。診断的治療とも呼ばれます。

耳介は顔面であることからも、吸引後の圧迫が効果的にならず、再発することも多いです。再度腫れてきた場合は、その場合複数回の穿刺となることも多く、皮膚切開など、確実に血腫を除去する方法を選択する場合もあります。その場合は紹介となります。

●中耳炎

中耳炎とは?
中耳腔に感染が生じて炎症が起きている状態を中耳炎といいます。中耳腔とは鼓膜の奥の空間を指します。中耳炎にはいくつか種類がありますが、ここでは代表的な4疾患(①急性中耳炎②滲出性中耳炎③慢性中耳炎④真珠腫性中耳炎)について説明していきます。

① 急性中耳炎
病態
中耳疾患で最も頻度が高いものになります。典型的には鼻汁や咽頭痛を伴う感冒の後に発熱、耳痛などを生じます。子供が鼻水ずるずるの風邪を引いた後に耳が痛いと訴える場合などが想像しやすいかと思われます。感冒により鼻腔や咽頭に細菌感染が起きると、耳管(中耳腔と咽頭をつなぐ管、耳抜きの管)を通って中耳腔に炎症が波及し発症します。鼓膜穿孔がある場合は洗髪や水泳後に外耳道から鼓膜を超えて細菌が侵入する場合もあります。

診断・治療
耳鏡で鼓膜を観察し鼓膜発赤で診断します。中耳炎が進行し鼓膜穿孔を起こすと耳漏(耳だれ)を生じ、耳痛など症状が改善する場合が多いです。耳痛が強く鼓膜所見から中耳腔に膿汁貯留が予想される場合には意図的に鼓膜を切開し排膿させる場合もあります。鼓膜切開後は症状が改善し、数日で鼓膜も自然閉鎖します。15歳以下の小児急性中耳炎診療ガイドラインでは軽症の場合は耐性菌防止のために3日間は解熱鎮痛薬のみで経過を見て、症状の増悪がある場合は中等症として抗生剤の追加内服が推奨されます。重症の場合には解熱鎮痛薬と抗生剤を5日間内服に加え必要があれば鼓膜切開を実施します。

② 滲出性中耳炎
病態
中耳腔と咽頭をつなぐ管である耳管によって中耳腔は外界につながっています。何らかの原因で耳管機能が低下すると、中耳腔は出口がなくなり中耳圧が低下しやがて中耳粘膜が分泌する滲出液で満たされてしまいます。この状態となると難聴や耳閉感が生じ、滲出性中耳炎と呼びます。乳幼児の場合は耳管機能が未熟であり、生理的なアデノイドの肥大も伴うため生じます。乳幼児では自覚症状を訴えられないために発見が遅れ、中等度以上の難聴が続くと言語取得にも影響が出るため注意が必要です。また高齢者の加齢による耳管機能の低下によっても生じます。加齢による難聴と放置されていることもしばしばです、成人の場合は典型的には鼻炎や副鼻腔炎後に生じることが多いですが、まれに上咽頭腫瘍などが原因となる場合もあり注意が必要です。

診断・治療
耳鏡で鼓膜を観察し滲出液の貯留を認めれば診断されます。聴力検査では伝音難聴を認め、ティンパノメトリーと呼ばれる鼓膜の動きの検査では鼓膜の可動性の低下を認めます。治療としては耳管機能の低下の原因の除去が基本となります。鼻炎や副鼻腔炎の加療としては抗生剤や抗ヒスタミン薬、去痰薬などを投与します。小児や高齢者などの耳管機能低下の原因の加療が困難な場合は鼓膜切開を行い中耳腔の滲出液の排出を行います。鼓膜切開部が閉鎖した後に再発する場合は鼓膜チューブを留置し持続的に滲出液を外耳道に排出させる場合もあります。鼓膜チューブは自然に脱落する場合もあれば経過をみて抜去する場合もあります。鼓膜チューブ留置中でも洗髪などは問題なく行えますが、潜水は耳栓をつけて行うなど制限があります。

③ 慢性中耳炎
病態
中耳の炎症の治療反応が低く慢性化・遷延化した状態を慢性中耳炎と呼びます。多くは繰り返す炎症のために鼓膜穿孔を認め、難聴や耳だれを伴います。進行すると長期的な炎症により耳内の構造破壊がおき、中等度難聴が出現する場合もあります。内服による保存的加療で改善を認めない場合は手術を行います。

診断・治療
急性中耳炎が抗生剤なとの治療で完治せずに繰り返し慢性的経過をたどった場合に診断されます。炎症が慢性化すると鼓膜に穿孔を認め乳突洞や乳突蜂巣といった周囲の骨の空洞に細菌が住み着いた状態となりさらに症状が遷延します。治療としては耳洗や抗生剤の内服や点耳薬の使用により炎症を抑えるのが第一ですが、根本的には手術による炎症コントロールが必要となってきます。細菌が住み着いた周囲の骨の空洞を清掃する乳突削開術、穿孔した鼓膜を作り治す鼓膜形成術、音を伝える中耳内の耳小骨を再建する鼓室形成術などが一般的な手術となります。

④ 真珠腫性中耳炎
病態
真珠腫性中耳炎は慢性中耳炎に含まれますが、真珠腫と呼ばれるものが原因のため特別な病名がついています。真珠腫は基本的には耳垢のかたまりですが、細菌が住みつき感染を伴うようになると周囲の骨破壊を起こすようになり内耳障害や顔面神経麻痺や三半規管障害といった重篤な症状を引き起こします。原因としては幼少期の耳管機能低下により中耳の換気不全が長期化し鼓膜が内側に引っ張られ陥没することで生じた凹みに耳垢が溜まり真珠腫を形成していきます。真珠腫の進展度、場所によって様々な症状を呈します。

診断・治療
真珠腫が慢性的に感染を起こした場合は耳痛、耳漏を主訴に受診されます。真珠腫が耳小骨を破壊すれば難聴を、三半規管を破壊すればめまいを、顔面神経管を破壊すれば顔面神経麻痺が出現します。治療は原則として手術による真珠腫の摘出が第一となります。真珠腫により半規管や顔面神経が傷害されると真珠腫を摘出したとしても後遺症が残る可能性が高いため、重症化する前に初期の段階で摘出することが大切です。

慶友銀座クリニック(東京都中央区)へのご通院地域

慶友銀座(けいゆう ぎんざ)クリニックは、耳鼻咽喉科(耳鼻科)・小児の耳鼻咽喉科・アレルギー・内科・皮フ科・レーザー手術(日本レーザー医学会認定施設)・いびき(睡眠時無呼吸症候群)を専門とする医師として、慶応義塾大学病院 耳鼻咽喉科(新宿区信濃町)、東京都済生会中央病院 耳鼻咽喉科(港区三田)、国立小児病院 耳鼻咽喉科(現在国立成育医療センター 世田谷区大蔵)で学んだ耳鼻科医療を、銀座・築地・新橋・汐留の皆さんのお立場に立ってご提供しております。終業後に赤坂や霞ヶ関、虎ノ門、内幸町、八重洲・東京駅周辺、地下鉄で日本橋・人形町・茅場町・八丁堀・明石町方面、勝どき・晴海・豊洲方面から来られる患者さまも多いです。東京地区だけでなく、全国からも来院なされます。月曜・金曜日を除き、内科の診療も行っております。禁煙外来も好評です。補聴器を扱っています。

医院名
医療法人社団慶友 慶友銀座クリニック(ケイユウギンザ クリニック)
地図はこちら
診療日
月曜日~金曜日+祝日
休診日
土曜日 日曜日(年末年始)詳しくはこちら
受付時間
午前部 9:30-13:30 午後部 15:00-18:30
標榜科目
耳鼻咽喉科 アレルギー科 気管食道科 内科 小児科 皮膚科 歯科 歯科口腔外科
(各種保険対応)
開設者
医療法人社団 慶友(ケイユウ)
管理者
理事長 院長 大場俊彦 博士(医学)
住所
〒104-0046 東京都中央区築地1-13-11高橋ビル2階
代表電話
03-3542-3387
交通アクセス
(日比谷線・浅草線) 東銀座駅(日比谷線)築地駅(銀座線) 銀座駅 (有楽町線)新富町駅 銀座1丁目駅 (大江戸線)築地市場駅
(JR山手線) 有楽町駅 新橋駅[汐留・銀座口]
(東京都都営バス)築地バス停(東京臨海線ゆりかもめ)新橋・汐留