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わたしが「女性のからだを守る」子宮頸がん予防ワクチン
「サーバリックス」の接種を行う理由
東京都中央区 慶友銀座クリニック院長 大場俊彦

「赤ちゃんを産めなくなる」恐ろしい子宮頸がんを防ぐ!
グラクソ・スミスクラインの子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」は、唯一がんを予防できるワクチンとして発売以来マスメディアでも大きく取り上げられています。接種対象者は10歳以上の年齢の女性で、1回0.5mLを3回(初回、初回から1ヵ月後、初回から6ヵ月後)、上腕の三角筋部に筋肉内接種します。
確かにサーバリックスを接種すれば、子宮頸がんに罹患するリスクを大きく減らす 効果があります。
とはいえ子宮頸がんは、近年発症率が急増しているものの、すべての人がかかる病気というわけではありません。ワクチンの費用価格も安いとは言えません(税込15000円/1回。薬剤確保のため前払いが必要です)。公費負担(公的助成)も杉並区など中学生に接種を行うなど自治体で導入が検討されていますが(新潟県魚沼市や兵庫県明石市など)ごく一部でしか行われていません。3回接種する必要もあります。ですから「わざわざワクチンを接種する必要があるのかしら」と思われる女性の方も少なくないことと思います。
それでもなお、わたしは当院で子宮頸がん予防ワクチンの積極的な接種が必要だと考え、「サーバリックス」を取り扱うことにしました。
わたしがそう決断した理由、それは子宮頸がんは「赤ちゃんを産むことができなくなってしまう」という、女性にとって最悪の病気だからなのです。
当クリニックにいらっしゃる患者さんの9割方は、当院周辺のマスコミや広告代理店、商社、金融機関などのオフィスで働いていらっしゃる、働く女性のみなさんです。みなさんが、さまざまなことに対してとても意識の高い方たちだということは、わたしは日々の医療を通じてよく理解しています。
そして女性にとっては、「いつでも子供が産めるからだを自分で守っていく」というのは何よりも大切なことだということも知っています。
子宮頸がんはそうした社会で一番忙しく働いていらっしゃる女性がかかる率がとても高く、しかも手術をする場合には子宮を切除しなければならないので赤ちゃんが産めなくなってしまうという恐ろしい可能性のある疾患なのです。
それはとても悲劇的なことですし、女性としてはぜひとも避けたい病気のはずです。
8割以上の女性が、一生のうち一度はかかるウィルス
しかも子宮頸がんはほとんどの女性が無縁ではいられない病気です。HPVウイルスはとてもありふれたウイルスなので、性交渉の経験を持つ健康な女性であれば8割以上のみなさんが、一生のうち一度はかかるというウィルスなのです。つまりこれは、女性であればだれでも感染するウィルスであり、無縁である人のほうが少ないのです。そのうちの約10%の人が、子宮頸がんの「前がん症状」となり、十数年後に子宮頸がんを発症するというのが発症のプロセスです。
では一度感染してしまえば、インフルエンザのように抗体ができるのかといえばそうではなくて、抗体ができないので何度も感染し発症するという危険のあるウイルスだというのが子宮頸がんウィルスの恐ろしいところです。
ですから一度(計3回)打ってしまえばこのウイルスの感染をブロックする 効果のある子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」は、お母さんになることを目指す意識を持ち続けている女性にとってはとても価値があるワクチンだと私は思っています。
「お子さんを産む」女性としての健康な身体を守るために
わたしの親戚はみんな医者をしているのですが、国立大学病院の医学部産婦人科で助教授をしているいとこから勧められて、この子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」の話を彼から詳しく聞いて、当院の患者層を考えて「ぜひこのワクチンを導入するべきだ」とわたしは強く決断した次第です。
なおサーバリックスでブロックできない子宮頸がんのウイルスもごくまれに存在します(つまり「サーバリックス」が効かないウィルスもまれにあります)から、ワクチンを接種したとしても医療機関で定期的な子宮頸がん検診は必要です。
またこのワクチンの副作用はほとんど報告されていませんが、インフルエンザなどの予防注射と同様に、注射ですから打ったところがはれたり痛くなったりすることはままあるようです。しかしそれは時間がたてば治りますからまったく問題ありません。
お子さんを産むための女性としての健康なからだを守るために、今のところ少し値段(薬価)は高いですが、子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」はとても 効果的な手段といえます。
ご自身のからだを守るために、そして健康な赤ちゃんを授かるために、サーバリックスの接種をお勧めするものです。
当院でサーバリックスの接種を受けられているみなさんの年齢はだいたい30代前半の方が多く、ご納得されて来られているせいかワクチンの値段は気にされていないようです。誤解されると困るのですが、とてもおきれいな方が多いように思います。内面の美しい生き方のスタイルによって、そう感じさせられるのかもしれませんが。
子宮頸がん予防ワクチン接種についての詳しいことは、「サーバリックス」をつくっているグラクソ・スミスクラインの子宮頸がんウェブサイト「Allwomen.jp」をご覧いただくか
東京都中央区 慶友銀座クリニック 03-3542-3387
まで、お気軽にお問い合わせください。わたしは働く女性のみなさんのお立場に立って、子宮頸がん予防の最前線で闘いたいと願っております。


